先の市議会において、提案させて頂いた事業でしたが、
松山市立桑原保育園が事業を導入して下さり、
私も一人の保護者として参加してきました。
朝のお迎えから、お部屋でのお遊戯、
園庭での鬼ごっこと、園児とふれあってきました。
お部屋に戻ると昼食の準備ですが、
園児に対してはトイレ誘導から、手洗いうがいを。
保育室ではその間にテーブル椅子の準備や配膳と、
ひっきりなしに動き続ける保育士の姿に驚きの連続でした。
昼食後は午睡の準備。
お布団やお着替えを済ませ、なんと絵本の読み聞かせ。
絵本の読み聞かせは、家ではたまにするものの、
大勢を対象に絵本の読み聞かせは、初体験。
ページをめくると、読み慣れているのか
次から次へと動物の名を当てる園児。
日頃の活動が成果に表れています。
寝かしつけの後は、園児のノート記入や書類整理。
ここでの驚きは、
SIDS(乳幼児突然死症候群)を予防するために、
呼吸の確認や寝相の改善などを、時間を計って行っていること。
保育という環境故に、慎重にならざるを得ない部分ではありますが、
ここまでしっかりと取り組まれていることに、安心しました。
起床後はお着替えを済ませて、おやつの時間。
「みんなで一緒に、いただきます」の唱和も
耳に慣れてきました。
さぁ、この事業も終わりと思った矢先、非常ベルが。
なんと担任・園児に予告なしで、避難訓練開始。
年度初めから繰り返し行われる避難訓練ですが、
この時から年度末までは、予告なしで突然の災害に対して
避難訓練を行うそうです。
とても静かに、泣く子もおらず、すばやく移動する姿に
ここでも驚きました。
「おかしもな」を合言葉に、訓練できてます。
お・・・おさない
か・・・かけない(駆けない)
し・・・しゃべらない
も・・・もどらない
な・・・なかない
一日保育士体験事業を通して、
普段は送迎の時にしか感じることができない、
保育園の環境を身をもって体験できたことは、
大変ありがたく、また貴重な体験でした。
子どもへの接し方や、トイレへの誘導の仕方など
普段の生活にも生きることを学ばせてもらいました。
子育てについて、また保育園に対してもしっかり向き合える機会です。
他の園においても参観日とは異なる事業で準備が大変ですが、
ぜひ実施して頂きたいものです。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。