先の市議会において、提案させて頂いた事業でしたが、
松山市立桑原保育園が事業を導入して下さり、
私も一人の保護者として参加してきました。
朝のお迎えから、お部屋でのお遊戯、
園庭での鬼ごっこと、園児とふれあってきました。
お部屋に戻ると昼食の準備ですが、
園児に対してはトイレ誘導から、手洗いうがいを。
保育室ではその間にテーブル椅子の準備や配膳と、
ひっきりなしに動き続ける保育士の姿に驚きの連続でした。
昼食後は午睡の準備。
お布団やお着替えを済ませ、なんと絵本の読み聞かせ。
絵本の読み聞かせは、家ではたまにするものの、
大勢を対象に絵本の読み聞かせは、初体験。
ページをめくると、読み慣れているのか
次から次へと動物の名を当てる園児。
日頃の活動が成果に表れています。
寝かしつけの後は、園児のノート記入や書類整理。
ここでの驚きは、
SIDS(乳幼児突然死症候群)を予防するために、
呼吸の確認や寝相の改善などを、時間を計って行っていること。
保育という環境故に、慎重にならざるを得ない部分ではありますが、
ここまでしっかりと取り組まれていることに、安心しました。
![](https://2.bp.blogspot.com/-9ZY3-sDs3CM/WKFc25zeDEI/AAAAAAAACKc/pIMZkpzAmL83cDUCylsOIC0RGsz-K_g7QCLcB/s200/%25E3%2582%2586%25E3%2581%2586%25E3%2582%2584%25E3%2582%2584%25E3%2581%258B%25E3%2582%2593.jpg)
「みんなで一緒に、いただきます」の唱和も
耳に慣れてきました。
さぁ、この事業も終わりと思った矢先、非常ベルが。
なんと担任・園児に予告なしで、避難訓練開始。
年度初めから繰り返し行われる避難訓練ですが、
この時から年度末までは、予告なしで突然の災害に対して
避難訓練を行うそうです。
とても静かに、泣く子もおらず、すばやく移動する姿に
ここでも驚きました。
「おかしもな」を合言葉に、訓練できてます。
お・・・おさない
か・・・かけない(駆けない)
し・・・しゃべらない
も・・・もどらない
な・・・なかない
一日保育士体験事業を通して、
普段は送迎の時にしか感じることができない、
保育園の環境を身をもって体験できたことは、
大変ありがたく、また貴重な体験でした。
子どもへの接し方や、トイレへの誘導の仕方など
普段の生活にも生きることを学ばせてもらいました。
子育てについて、また保育園に対してもしっかり向き合える機会です。
他の園においても参観日とは異なる事業で準備が大変ですが、
ぜひ実施して頂きたいものです。
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