恒例の省庁レクをお願いし、
9月議会に向けた勉強会をしました。
内閣府地方創生推進事務局においては、
地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上を目指す
エリアマネジメントについて。
松山市においては、まちづくり松山が一部役割を果たしていますが、
先進的な施策でもある海外のBID制度(Business Improvement District)の
効果的な運用が図れる仕組みづくりが必要です。
しかし現在の制度上では分担金を徴収しても、
公共性が高い事業については補助金として活用できるものの、
収益事業等は自主財源でやらざるを得ません。
国としても地方自治法の分担金制度や、
税法上の課題をクリアすることで、より活用しやすい制度を創設したいとのこと。
また、国土交通省公園緑地・景観課では、
パークマネジメントについて。
財政が厳しい中で維持管理が難しい公園や、
収益性が高い、集客力が見込める公園について、
マーケットサウンディング制度を活用し、
公園の方針に沿った民間活力の活用が図れていました。
先月視察した大阪市においては、
財政上厳しい故に実施している事業が多いことから
本市でも学ぶべきことはあると考えます。
昨年12月に法改正されたがん教育について。
厚生労働省や文部科学省のそれぞれのご担当に、
がん対策基本法の改正や基本計画のおさらい、
中学校学習指導要領に組み込まれた「がんについても取り扱うこと」について、
今後の県や市の役割やがん対策推進条例策定に向けた意見交換ができました。
今回も多くの学びを頂き、今後の活動に生かしたいと思います。