坊っちゃん列車運行の行方

所属している産業経済委員会で、補正予算の審議ほか所管事項質疑をさせていただきました。
松山市議会には6つの常任委員会があります。
初めての所属となる産業経済委員会は、産業経済部と農林水産部の事業を所管します。
先日第1回のクラウドファンディングを終えた坊っちゃん列車を中心に、質疑をさせていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=Ft_9x-yqI3A


1. 坊っちゃん列車について

クラウドファンディングの総括

  • 実施期間:3月20日(水曜日)~6月17日(月曜日) 計90日間
  • 寄付金額:283万6,115円
  • 寄附件数:200件
  • 地域内訳:市内141件、県内11件、県外(19都府県)48件
  • 周知方法:
    • 市政広報番組、広報まつやま、市ホームページ
    • 市公式LINE、観光インスタグラム
    • 市役所本庁や各支所、伊予鉄道の駅などでのチラシ設置
    • 中央商店街などでのビジョン放映
    • 別府市「別府 八湯温泉まつり」、横須賀市「よこすかカレーフェスティバル」でのプロモーション
    • 首都圏と関西圏でのWEB広告(インプレッション数:およそ1,081万回)
  • 2回目のクラウドファンディングの実施は、市民や県外観光客へのアンケート調査や経済波及効果の結果を参考に検討

クラウドファンディングに対する「坊っちゃん列車を考える会」の意識や反応

  • 企業や関係団体に寄付や周知の協力を依頼
  • 店舗設置のデジタルサイネージ、企業の会報誌へのチラシ同封、SNSでの情報発信

IRC(いよぎん地域経済研究センター)に調査委託したアンケートの詳細

  • 対象者:18歳以上の市民2,000人、松山市を訪れたことがある県外在住者1,000人
  • 調査方法:
    • 市民向け:郵送調査票(紙またはWEBで回答)
    • 県外向け:インターネットアンケートモニター(WEBで回答)
  • 質問項目:
    • 市民向け:坊っちゃん列車の乗車、運行継続、市の支援の必要性など
    • 県外向け:松山訪問時の行動履歴、消費額、坊っちゃん列車の乗車目的や評価、乗車しない理由や必要なサービス

伊予鉄道との事務レベルでの協議状況と次回「坊っちゃん列車を考える会」の開催見通し

  • 協議内容:運行方法、運行継続に向けた維持管理費、収支改善策
  • 次回開催時期:未定(アンケート調査の結果を踏まえて検討)

2. クルーズ船の寄港について

R7年度以降の寄港予定(クラス別)

  • 1万トン未満:3件
  • 1万トン台から10万トンを超えるクラス:計10件程度

直近半年間の本市職員によるアフターフォローの状況

  • 大型クルーズイベントでの本市の魅力発信、改善点確認
  • 運航会社への寄港働きかけ、事前協議、視察

SOLAS対応を含め松山観光港の機能見直しを愛媛県に要望すること

  • 松山観光港の国際クルーズ船寄港による利便性向上、消費拡大
  • 定期航路との停留時間調整、市街地までの移動距離の課題
  • 観光振興の観点からの意見収集と愛媛県への要望検討

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