県内の観光振興議員連盟に所属の市議が一堂に会し、
定期総会並びに研修会が開催されされました。
定期総会では昨年度の事業・会計報告、
そして今年度の事業等について審議されました。
研修では、八幡浜みなっと みなと交流館の木村館長の講演。
八幡浜港が平成12年に、重要港湾から一般港湾への格下げに伴い、立ち上げ。
八幡浜みなとまち観光について、これまで様々な活動を取り組まれていました。
中でも、2つの項目については松山市でも重要な項目であると再認識しました。
①人が行き交う空間づくり
市民の購買力を呼び起こすことが基本。
市民が集えば、市外からの来訪者も増える。
論語「近き者説べば、遠き者来る。」
②人が活躍できる舞台づくり
お客様だけではなく、港での取り組みに参画してもらうことで
市民活動の活性化につながる。
そのほか、レジを限定した対面式のお会計システムや
シーフードマイスターの養成など、創意工夫が随所にみられます。
民設民営により飽きさせない努力をし続けること、
観光案内やまちづくりの活性化、市民の活躍の場の提供と、
多岐にわたって展開されています。
施設の指定管理者制度の導入においても、
賑わいを創出させる取り組みの実施など、
ただ運営委託ではない、
仕組みづくりも学ぶべき項目でありました。
いかにして市民を巻き込むのか、
市民に押しつけ任せきりではない、
行政のかかわり方も学びました。