旭川市議会 行政視察

所属している議会運営委員として、旭川市議会を視察させて頂きました。

●議会運営全般について
議員定数34名、議運は12名で構成される。
常任委員会は2年任期。【松山も同じ】
交渉会派という概念はない。【松山は3人以上が交渉会派】
一般質問については、一問一答か一括か選択制。【松山も同じ】
質問時間は一括なら25分、一問一答なら概ね60分。
【松山は、会派所属人数×120分÷4・・・会派の持ち時間内で質問する】
質問順位は、抽選【松山は所属議員の多い順】

●発言通告について
旭川市議会では、
一般質問、大綱質疑、代表質問の3類型
通告書は開会日正午までに提出。

発言通告を締め切り、市政記者室への配布、議会HPでも公表
発言通告要旨を掲示することは大変良いと思います。

●議会運営の自己評価と外部検証
平成21年10月に「議会基本条例検討委員会」を設置、
翌22年12月に同条例施行。
改選期ごとに目標を達成できているのか、
基本条例策定時に市民に開かれた議会を目指すとの趣旨から、
議会運営については外部の検証を必要としている。
そこで、地方自治法100条2を適用し、
専門的知識を持った学識経験者をによる評価を実施する。
評価は要綱で、詳細を明記。

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「視察を通しての考察」
議会運営の評価及び検証を実施することで、
指摘された課題を整理し、検討・改善するべきことが明確になることで、
より身近な議会になると考える。

松山市議会においては、議会改革特別委員会が設置されており、
外部検証等については条例の要綱に規定されていることから、
今後実施に向けた具体的な検討が進むのではないかと考える。

旭川市議会では、一般質問等において発言通告の公表に際し、 
発言要旨を公表することで、誰がどういった質問をするのか、
興味関心があるテーマについての質問を見る機会ができる。
松山市議会では、発言者と発言順位のみに限られているため、
事前の公表に伴うプラスの効果が見込めることから、
議会事務局に引き続き提案してまいります。

 

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