3月議会一般質問について

昨日、一般質問に登壇しました。
今朝の愛媛新聞にも一部掲載がありましたが、
松山市議会で初めての反問権を行使されました。
※後に、発言部分取り消しのため、なかったことに
経緯等があり、長文になります。

今議会の質問の大きな項目は以下の4点(答弁については改めて)
1・災害発生時の対応について
2・公衆浴場半額入浴事業について
3・農福連携推進について
4・高齢者を取り巻く環境について

通常、事前にこういった質問をしますと通告をしていますので、
本会議で新たな項目に対し、いくら聞きたいことがあっても、
通告にないため答えてはくれません。

今回の質問についても事前の通告に従って質問をしておりました。
質問方法には2パターンあり一般質問は一括方式と、一問一答方式があります。
一括方式は質問文をすべて読み上げて、答弁を待ちます。

一問一答方式は、国会でいう予算委員会のイメージに近いです。
議員の質問に対して、理事者側が答弁し、それに対して再質問するか、次の質問に移ります。反問権については、一問一答方式のみ理事者側に許された権利です

今までの私自身の反問権の勝手な解釈は、
理事者側は反問権をもってるぞ、
つまらない提案や勝手な妄想や幻想だけで質問するなよ、
質問の意図や言葉尻については質問するぞと、
あくまで、あまりにも無謀な質問に対する
抑止力的な権利であると認識していました。

しかし、現実は違っていました(笑)
反問権行使のタイミングに決まりがありますが、
議員への質問内容には、制限がありませんでした。

一部の地域の人しか恩恵を受けない制度を見直し、
市内全域の市民の皆様に公平に利用できる制度を提案したにもかかわらず、
民生費(高齢福祉、生活保護、障害者福祉、児童福祉、母子福祉に関する費用等々)
の増大や財源確保を盾に質問されました。
この部分他、不適切な発言もありましたが、
議事録からは削除されますのでこれ以上の記載は控えます。

今回の空転は、私が8時間の休憩を求めていたのではなく、
議事録の取り消しを、理事者側より申し出があったため、
その取扱いについての手続きや、議会再開までの手続きがありこのようなことになりました。

今回の反問権の行使は空振りに終わったものの、
今後の議会では当然の権利として行使される可能性があります。

今まで以上に緊張感のある議会になりますし、
今まで以上に質問の精度を高めるとともに、
何を聞かれても論理的な提案で、
取り組まなければならないと決意した次第です。

また試算や推計などもとる必要がありますし、
予算の捻出方法や他の事業に及ぼす影響などについても、
提案していく所存です。初めてのことで戸惑うこともありますが、
しっかりと市民の皆さまの声を届けてまいりますので、

今後ともよろしくお願いいたします。



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