市民福祉委員会で提言を。

副委員長を務める市民福祉委員会が
開催されました。

議会が開会中は、議会に上程されている
予算や事業、条例や請願などについて審議します。

昨日のように議会が閉会中の委員会では、
各委員会が2年間で調査研究している
テーマについて議論します。

所属の市民福祉委員会は
地域包括ケアシステムの展望について、
松山市の取り組み状況の確認や
先進地の視察などを行ってきました。

昨日の委員会では
これまでに行った調査研究の結果を踏まえ、
市に対する提言の取りまとめを行いました。

私からは2025年の地域包括ケアシステムの構築に向けて、
松山市で取り組むこと、改善するべきことを
提言として要望しました。
委員の中で一番多い提言を出したため、
長文のため要約を下記に列挙させて頂きます。

主には、
・地域包括ケアシステムの説明会を丁寧に実施すること。
・3団体(医師会・歯科医師会・薬剤師会)と協定の締結を足掛かりに、
 より強固な関係づくりと、協定の運用に支障が出ないよう常に検証すること。
・3団体の締結にとどまらず、他市の事例も参考に協定団体を拡大すること。
・地域包括支援センターは、より地域事情に沿った包括支援センターの追加や
 サブセンター、ブランチの追加を実施するべき。
・認知症初期集中支援チームの醸成を目指すべく、専門医の育成支援と同時に
 医療・介護系職員の育成・支援を図ること。
・ケース対応をチーム間で共有し、困難なケースにも対応できる包括的な相談体制を構築すること。
・対象者を見落とさないよう、相談受付をしっかりと取り組み、
 相談者の疑念や不安を残さないよう真摯に取り組むよう求める。
・ふれあいいきいきサロン事業は予防の観点からみて重要な活動であることから、
 活動主体に対し、市は丁寧な説明と必要に応じたサポートを図ること。
・活動を停止・休止しているサロンに対し、活動が継続できなくなった理由を
 個別に聞き取りし、再開につながるようフォローを行うこと。
・事業の評価をしっかり行い、頑張っているサロンについてはプラスの援助を実施すること。
・介護予防普及啓発事業において、民間事業者に委託してできる事業については、
 ソーシャルインパクトボンドの活用も導入すること。
 特に介護予防分野においては、先進地の導入事例を参考に積極的な検討を実施すること。

上記提言終了後、所管事務調査について、
所管事項質疑をしました。
詳細は改めて。

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