集団登校について考える

昨日小学校のPTA常任理事会に、オブザーバーで出席しました。
学校行事の報告やPTA本部や各部会の報告、
今後の予定について話し合いがもたれました。

会も終盤に近付いたところで、集団登校の復活について。
松山市内の小学校では、集団登校を実施している学校と、
個人での登校と選択は各学校に委ねられています。

私が小学校時代(かれこれ20年前)は集団登校でした。
しかし、その後のアンケート調査で集団登校の廃止になったそうです。

たしかに、集団登校の問題点は校長先生も指摘されましたが幾つかあります。
・通学途中の交通事故が起きれば大惨事になる。 →班長自身が責任を感じる。
・出発時間を過ぎても遅刻者がいれば、全員が遅刻する。
・欠席者は学校には連絡するが、集団登校の班には連絡しない。etc・・・

メリットもあります。
・通学途中のケガや連れ去りなどのトラブルに対して早い段階での対応が可能。
・地域や他学年の交流促進、集団行動の姿勢が育つ。
・旗持ち当番の時間が短縮される。

遅刻者や欠席者については、保護者の対応如何ではクリアできると思います。
事故については大人数が巻き込まれる事故も多く見受けられるため、
大人数でぞろぞろと歩くよりは
分散したほうが犠牲は少ないと感じることもあります。

先月、通学路の安全点検に同行しましたが、
交通量の多い通りを横断・通学する場合は、
少人数のほうが良いなと思い場面もあります。

また通学の見守りに立ち会った際も、
勢いよく坂を下ったり、一時停止を怠るなどの危険な自転車も見受けられます。
自動車のみならず、自転車やバイクなどを通勤・通学に利用する側の
交通安全については今一度考え直す必要もあると思います。

私個人としては、集団登校は行う方が安全だと考えます。
ただこの事柄については、保護者や学校など賛否両論があることから、
慎重に検討したいといった姿勢も尊重しなければならないと再認識しました。

このサイトをフォローする!

PAGE TOP