9月議会の補正予算案

8月26日(金)は9月定例会の招集告示日。午後から全議員を対象に、議案説明会が開催されました。
9月2日に開会の議会に上程される補正予算案の概要は以下の通りです。

今回の補正予算では、
❶コロナ禍の物価高騰・感染症対策
(1)感染拡大の防止
オミクロン株に対応したワクチンの接種体制を確保するため、必要な経費を追加補正する。また、保育所や児童クラブ等の手洗い場の蛇口を非接触型に改修するなど、感染拡大の防止を更に徹底する。
(2)地域経済対策
無利子・信用保証料なしの借換制度を新たに設け、コロナ禍と物価高騰で資金繰りが厳しい事業者を支援する。また、県や旅行業者等と連携し、格安で松山市内に宿泊できる「まつやまに泊まろうキャンペーン」を実施するほか、ソウル線の再開とベトナム線の誘致を支援する。
(3)社会福祉施設等への支援
物価高騰の影響を受けている社会福祉施設等に支援金を給付し、事業者の負担を軽減するとともに、安定的なサービスの確保につなげる。
(4)ニューノーマルへの対応促進
児童クラブや子育てひろばでのオンライン研修に必要な端末等の整備を支援するほか、マイナンバーカードの所有者に抽選で商品券を贈り、カードの普及と消費喚起を図る。

❷子育て環境と障がい者福祉の充実
大街道(てくるん)の「すまいる保育園」や子育て支援事業について、建物所有者の意向による契約終了に伴い、実施場所をアエル松山に移すことで、切れ目なく継続する。また、障がい福祉施設の新築のほか、スプリンクラーの設置や個室化の改修工事を支援する。

❸農業の振興や地域経済の活性化
農業用機械の購入費用を補助するほか、傾斜が急な土地にある柑橘園地での労働生産性を高める取組を支援し、農業の生産基盤を強化する。このほか、市民生活に関連の深い道路や下水排水路、農道の整備など市単独の公共事業を進めるなど、地域経済の活性化を図る。

主な事業は下記のとおりです。(単位:千円)
❶コロナ禍の物価高騰・感染症対策
(1)新型コロナウイルスワクチン接種事業 1,763,184
(2)新型コロナウイルス感染症対策事業(私立保育所分等3事業) 150,914
(3)児童クラブ等感染症対策改修支援・ICT化推進事業 155,000
(4)中小企業資金貸付事業(借換融資枠分) 367,300
(5)まつやまに泊まろうキャンペーン事業 788,100
(6)国際観光客誘致促進事業 22,699
(7)ソウル線利用回復促進・ベトナム線運航支援事業 13,568
(8)ソウル線運航再開支援事業 8,293
(9)社会福祉施設等物価高騰対策緊急支援事業(7事業) 246,492
(10)マイナンバーカード普及促進事業 130,000

❷ 子育て環境と障がい者福祉の充実
(1)商店街保育事業 41,779
(2)障害者支援施設等整備補助事業 26,542
(3)精神障害者支援施設等整備補助事業 26,400

❸ 農業の振興や地域経済の活性化
(1)傾斜園地作業効率化モデル整備事業 3,886
(2)経営所得安定対策等推進事業 2,866
(3)道路・下水排水路・農道等整備事業 840,343

このサイトをフォローする!

PAGE TOP